十勝岳登山、旭岳−黒岳縦走登山(北海道)

7月8−11日(金−月)

奈良の山を愛する会の25周年記念登山に北海道の背骨、大雪山系の十勝岳、旭岳−黒岳縦走を行ないました。

総勢52人の大パーティ、飛行機利用の登山ツアーも会としては初めての計画でした。

はじめから、計画に携わった役員の皆さん、奈良交通の担当者の努力と共に現地「美瑛・白金ネイチャークラブ」の

ガイド4人の皆さんのおかげで楽しく北海道の雄大な山と自然を存分に味わう事ができました。

 

7月8日(金) 富良野、美瑛観光

伊丹空港から千歳空港へ、千歳より貸し切りバスで富良野のファーム富田でラベンダーとパッチワークのお花畑を見学

ぶどうヶ丘公園のレストランで、ふらのワインを愛で昼食後、美瑛の丘巡りドライブ、拓真館(前田真三氏の写真展示)を

見学後、十勝温泉の宿へ、明日のことを考え軽く宴会。

ぶどうヶ丘公園から富良野の町と十勝岳 2:00pm

 
ラベンダーは少し早かった、がパッチワークは美しい(ファーム富田で) 3:00pm



7月10日(土) 十勝岳登山


朝6時に、今日からお世話になるガイド3人(1班 小倉氏、2班 福田氏、3班 佐藤氏)の紹介の後、宿の前の登山口

から出発。緩勾配の登山道をゆっくり登ると背の高いハイマツとウコンウツギ、ナナカマドの花が咲き乱れている。

登山口 6:25am

 
ウコンウツギ                 イソツツジ




 
安政火口へ 6:50am

花の中を安政火口から上富良野岳の手前の急な階段を登ると、緩やかな尾根を上ホロカメットク山へ、この尾根は
化け物岩、八ツ手岩を見ながら、チングルマ、エゾノツガザクラが満開の中を楽しく歩く。
 
 化け物岩                       八ッ手岩 8:00am

 
チングルマとエゾノツガザクラ            マルバシモツケとミヤマキンバイ

 
キバナシャクナゲ              ミネズオウ


メアカンキンバイ


十勝岳の頂上は雲の中 8:50am


十勝岳をバックに2班の女性達(photo by H.U.)

 
上富良野岳で 9:05am                                上ホロカメットク山で 9:20am

十勝岳の頂上からは富良野岳、遠く夕張方面の山も雪渓と共によく見えるが、明日登る旭岳は雲の中で見えないのが残念。


十勝岳へ先に1班、手前2班(Photo by M.I.)

 
富良野岳                       十勝岳への登り 10:10am


十勝岳頂上で 11:00am

一休みして下る、下りは登りの緑の山道とは対象的で火山特有のがらがらの礫と岩の点在する道となる。

雲が時々晴れる中を62−2火口の噴煙と噴気の音を聞きながら下り、昭和火口付近で昼食となる。
 
活動中の62−2火口 11:30am                  昼食後 0:05pm

食後、避難小屋までは急な下り、そこから、望岳台へは緩やかな下りが延々と続く。


避難小屋へ 1:30pm

 
望岳台で 2:20pm

望岳台ではビール、ソフトクリームに飛びついて、山を眺めるが十勝岳、美瑛岳、美瑛富士も頂上は雲の中で見えない。

迎えのバスを待って旭岳温泉の宿へ、夕食が宿の不手際で遅れ、バイキングの夕食では宴会もできず、部屋で宴会の

小グループもあったようだ。

夕食 7:35pm


 

7月10日(日) 大雪山 旭岳ー黒岳縦走

朝早く起床、今日の天気が気になるTVの天気予報を見ても、午後から雨の確率が高い。

宿で雨の場合の検討をするが、今夜の宿泊地層雲峡へのバスの手配が観光シーズンに入って困難とのこと。

ガイドの皆さんと協議し、旭岳までは登ることにし、縦走は頂上で判断することになり、旭岳ロープウエーで姿見駅まで登る。

 
ロープウエー山麓駅へ 5:45am

 

  
姿見池の展望台で 6:45am

旭の頂上は雲の中で見えないが、地獄谷の威容は望める。

今日は、女性ガイドの池田さんが加わり、池田さんが先頭、1班の後尾を小倉氏、2班福田氏、3班佐藤氏で出発する。

姿見池はまだ殆ど雪の中で旭の姿は映らない、展望台で、4人が登山を中止して、周辺を散策して下山することになり、48名で旭岳を目指す。

ガスの流れる中、かなり急勾配の登山道を高山植物を見ながら、池田さんの的確なステップで息も弾まず快調にのぼる。

 

ハクサンイチゲとエゾノツガザクラ


ネイチャークラブの名ガイド(右から池田さん、小倉氏、福田氏、佐藤氏) 7:28am

 

旭岳頂上はガスの中 1班 8:45am


旭岳頂上 2班 (Photo by H.U.)


頂上は雲の中、眼鏡、カメラのレンズも曇る。この頂上で縦走をあきらめ引き返す人が2人。

縦走は46人となる、小休止して下りはじめると、すぐに雪渓歩きとなるが、勾配はほどほどだがかなり長い、でもさほど

困難は無く通過、のっぺらぼうの間宮岳頂上を通り中岳分岐へ、このあたりから、御鉢平の広大な眺めを右に、足元の

花を見ながらの歩きだ。自然保護のため登山道が狭く、3班は中岳分岐附近で昼食、1.2班は北鎮岳分岐で昼食となる。

 
イワウメ                   ミヤマタネツケバナ


ジンヨウキスミレ


足元はお花畑 10:25am


中岳分岐 10:50am


御鉢平 10:55am


3班の到着を待って雲の平へ、かなり急な雪渓があり慎重に下る、雪渓と雲の平を利用してクロスカントリースキーの

トレーニングをしている人達にびっくりする。


雪渓を慎重に下る2班 0:05am

雲の平は平坦で歩きやすく石室までは各自、自由に歩くことになる。このあたりは、お花畑が広がり、エゾノツガザクラ、

イワヒゲ、エゾコザクラ、コマクサ、が見られる、周りの山も北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、黒岳、烏帽子岳とよく見える。

 
雲の平で北鎮岳とキバナナシャクナゲ 0:55pm


コマクサの群生

 
コマクサ

 
イワブクロ                              イワツメグサ


北鎮岳をバックにガイドの福田氏と(Photo by H.U.)


黒岳目指して花の街道を行く (Photo by M.I.)

石室で一休み、バイオトイレで自転車こぎを体験した人も多かった。


黒岳への途中から石室と北鎮岳と凌雲岳 1:35pm

最後の登り、黒岳頂上へ、頂上手前で雨が降り出すが頂上まで歩き合羽を着る。一休みし、写真を撮り最後の下りへ。


池田さんと1班の女性陣黒岳山頂で 2:00pm


2班女性陣黒岳頂上で (Photo by M.I.)

黒岳からは急勾配のジグザグの道、おまけに雪渓と雪渓が溶けてどろんこ道が交互に続き難儀する。

この道も左右には、エゾキンバイ、ウコンウツギ、ナナカマドが満開だ、途中、雨も止み暑くなって合羽を脱ぐ人達も、

時間を掛けてゆっくり下る。

 

全員無事にリフト頂上駅に到着、この北海道の自然にふれた縦走に大満足だった。

 
リフト頂上駅に到着 3:40pm          ロープウエー山麓駅、ガイドの皆さんに感謝 4:40pm

リフトとロープウェーで層雲峡の山麓駅へ、ここでガイドの4人の皆さんにお別れ、楽しく快適な2日間でした。

我々は、宿の送迎バスでホテルへ、ここで2日間の山行の打ち上げで大宴会となる。


層雲峡のホテルで打ち上げの宴会 6:40pm

 

7月11日(月) 旭山動物園と札幌市内観光

宿を朝8時頃に貸し切りバスで出発、いま話題の旭山動物園へ、月曜日で子供は殆ど居なくて、中高年の観光客が殆ど、

子供の頃を思い出して、人気のアザラシ館、オランウータン館、猛獣館、ペンギン館へ、特に女性陣には人気があったようだ。

  
                                           (Photo by H.U.)


旭山動物園で 11:00am


砂川オアシスで昼食 0:10pm

砂川SAに昼食と買い物に寄り、土産物を仕入れ、札幌の市内観光へ向かう。

札幌では、大通り公園にバスを止め、1時間の自由行動。テレビ塔展望台へ上がり札幌市内を展望したり、時計台へ

行った人が多かったようだ。


                         (Photo by H.U.)

 
札幌市内観光  3:00pm

これで、計画した行事は終了、一路千歳空港から伊丹空港経由で白橿へ帰ってきた。千歳での飛行機の出発が遅れ

白橿に着いたのは午後11時過ぎたが、予定通り全行事を楽しめた素晴らしい登山ツアーだった。



PS   今回の登山は3班に分かれ、1班意外の事情はあまりよく把握出来ませんでしたので
    写真、記事ともに1班に偏っているようです、2,3班についても楽しい写真記事等が
あれば送って下さい、追加掲載します。
又、写真特に高山植物、記事等で間違いがあれば指摘してください訂正します。
以上 管理者のmail adressへ送っていただければ幸いです。