加賀大日山、富士写ヶ岳   石川県   2008年5月24日(土)〜26日(月) 
  
  参加者 30名 (女性 18名 、 男性 12名)

                        
第一日目(24日)
 大雨が懸念されたため、渡渉の多い岩篭山は,登山を中止することに決定、それに伴って2時間遅く7時20分に集合し、白橿を出発した。
バスの中で一乗谷朝倉氏遺跡と永平寺を観光することに決まり一路目的地に向かった。
最初の目的地に着く頃になって予想された雨が降り始めたが小雨で風も無く、しっとりした静かな雰囲気の下で遺跡を見学した。
織田信長に破れ、城下町も灰燼に帰したという広々とした屋敷跡、そこに復元された町並み、
歴史に興味を持つ人には良い思い出になったようだ。
武士屋敷の中で将棋を指している人形が展示されていたが、独特の駒が追加されていて興味深かった。
「酔象」と言い王将の前に位置し成ると「太子」になりこれが生きていれば王将が取られても負けにはならず、
これが王将と同じ動きをして戦いは続くとのことであった。

                

 朝倉氏遺跡周辺の新緑の杉が美しい         遺蹟復元の町並み         将棋の駒・「酔象」(成ると「太子」になる)


                  
       
  朝倉館の唐門                              朝倉館遺跡の内部


永平寺は多くの人がすでに参拝済みのようであった。
宗教心の無い者にも新緑の美しい大杉に囲まれた雨に煙る深山幽谷の趣きはすばらしかった。
        それにしても参拝客の中に中国人(?)らしき人がかなり多いのはやや驚きであった。空港が近いため中国との距離は近いようだ。

            


       ホテルについてのんびり湯に入り、仲居の大将が「明日は絶対に晴れる」の言を信じながら登山者の習慣として早めに就寝した。

 

第二日目(25日)
 朝の露天風呂から恨めしそうに小雨の空を眺め、雨天装備でホテルよりタクシーに分乗して登山口に向かった。
全員そろって準備体操を入念に行い徳助新道から登山を開始した(8:20)。
風が無いので傘だけでも十分な程度の霧雨で、視界は利かないものの、タムシバ、山荷葉、
日が射していないために反り返ってはいないものの片栗の花の大群生、しょうじょうばかまの群落、・・・ツツジ、等々と
次から次に女性陣が歓声を上げるほどの花を楽しみながら登る。
花に関心が無い(?)男性陣も女性に教えてもらった花の名前を復唱していたが明日まで記憶されているだろうかの声も数多であった。
花の写真を撮る人も多数。聞きかじりで花の名を記す。

       
                                 準備完了これより登山開始

             
        

 がまずみ(莢迷)?  おおかめのき?             たむしば


      

          しょうじょうばかま                                        ・・・・・・・つつじ

       
  
                                                          さんかよう(山荷葉)


      
 
   カタクリの大群落及び開いているカタクリの花


   

 ざぜんそう(坐禅草)                                      ?                             


 頂上到着(12:12)後直ちに昼食、例によって記念写真を班毎に撮って、
晴れていれば白山などが展望できるはずだったのだがと名残惜しみながら下山開始。
登りとは別コースで加賀甲の立派な避難小屋を経由し池胴尾根を下る。
途中小さな雪渓をトラバースしたり、急坂の泥道でスリップしたりで足元はどろどろになって登山口に全員無事下りた(3:50)。
奈良交通の植田さんが良い川岸を探しておいてくれ皆、泥を落とし綺麗になってタクシーでホテルに帰った。

       

第一班                             第二班


       
 
               雪渓だよー!!!!                                 靴などの泥を落として



第三日(26日)
 やっと明るい空が戻ってきて、全員期待に胸を弾ませる。バスで登山口のダム下まで行き、きちんと全員で準備運動後登山開始した(7:50)。
始めからかなりの急登で汗をかくも、時折谷を渡ってくる清風と、木々の新緑に気分良く高度を稼ぐ。
タニウツギのピンク色が谷を埋める。良く伸びた蕨を採取する女性、花の名前を伝授する女性、
復唱する男性、途中前山あたりからやっと待望の富士写ヶ岳の頂上を望見できた。
程なく山頂に到着(10:23)。行動食を皆で腹につめて、方位板に記された山々を想像しながら、記念写真後直ちに下山開始(10:35)。
新緑のブナ林を楽しみながらも幾つもの急坂の湿った地面に尻餅をつく人少なからず。

          

        登山準備完了               タニウツギ、新緑の下、快適な山登り             前山より富士写ヶ岳


   

 山頂での第一班                                       山頂での第二班

    
 
 急坂を注意して                                       ブナ林を快適に下る


       「我谷」のつり橋を渡り、我谷登山口に帰着(12:30)。泥で汚れた靴を脱いで裸足でバスに乗りこみ良く冷えたビールを!!!!。
       山登りの至福の時。

               

         我谷ダム湖が見えて間もなく登山口                          高度恐怖症の人も無事渡り、バスの待つ登山口に


      ホテルで汗を流し、また冷たいビールと珍しく豪華な弁当で幸せな気分になって一路、白橿に向かう。
      予定よりおよそ1時間ほど早く帰着でき、全員楽しく安全登山ができたことをリーダーに感謝し、解散、帰路に着いた。



                        写真 : T.Kimura,  T.Kawagoe,  H.Utsumi,  I .Maruta  レポート: I .Maruta