早池峰山、岩手山、秋田駒ケ岳      2008.7.26−29

                            参加者  女性 14人   男性 13人   

                                  レポート: I .Maruta   写真: T.Kimura、 T.Kawagoe、  I.. Maruta


7月26日(早池峰山)
 暑い関西から逃げて伊丹より空路涼しい花巻空港へと向かった。空港よりバスで一路早池峰山へ向かう。
途中のコンビニで例によって一升瓶などが多量に買い込まれる。別のコンビニで昼食の稲荷寿司などを積み込む。
この昼食はなかなか好評であった。 先日の地震で地盤が緩み崩壊の危険性があるということで、「団体登山は河原の坊からではなく
小田越より」とのお上のお達しを受けそれに従うべく予定を変更して同じルートを往復することとなった。
岳よりシャトルバスに乗り換え登山口の小田越へ。
 小田越より登山開始(12時30分)、森林限界を抜けると岩がごろごろ、霧も晴れ始め、変化に富んだ道を快適に登る。
途中、I さんが体調不良ということで、「お金蔵」付近より会長に伴われて下山。 
少しスリルを味わって梯子を登って稜線に出ると、なだらかな斜面(御田植場)、高山植物が目に付く。
程なく避難小屋が見えて頂上に到着(2時30分)。
登頂記念写真後、小屋の娘さんより聞いた頂上横のウスユキソウの群生地を眺めに行ってから下山開始(2時55分)。
最終のシャトルバスが出た後は、道路が開放され、岳で待機してくれている我等のバスが小田越まで迎えに来るということで
会長からのトランシーバーでの指示もあり事故の無いよう余裕を持って下山した(4時40分)。
体調を崩した I さんも元気な姿で迎えてくれた。霧の中で十分に整理体操をしてバスを待ち、岩手いこいの村の宿泊所へと向かった。


           

5合目付近(お金蔵付近)  背後の山は薬師岳(1645M)                              長い梯子を登る

             
 
    稜線に出て頂上も近い(お田植場)                              避難小屋も見えて山頂間近

        
 
    第一班                                       第二班
       早池峰山(1917M)登頂記念写真


   

マルバシモツケ(白色)                            マルバシモツケ(淡紅色)


    

ハヤチネウスユキソウ                          ミネウスユキソウ    
                             
           

      滑りやすい蛇紋岩に気をつけ安全第一で下山                   十分に整理体操を行いつつ霧の中バスを待つ



27日(岩手山)
 霧がかかっているが良い天気の兆しに勇気つけられ馬返し登山口より元気に登り始める(8時)。
霧の中、演習場の大砲の着弾炸裂音に驚かされながら高度を上げる。
休日もいとわず訓練に励む自衛隊員に頭が下がる(?)。7合目付近より視界が開ける。
他の山では見られないコンマ以下の合目単位が面白い(合の下は勺であることはいうまでもないが・・・)。
それだけ大きい山ということだろう。空腹時の8合目直前の登りはきつかった。
8合目避難小屋に到着(11時45分)、豊富に導入されている冷たい清水がおいしかったこと。
ここで昼食後(12時15分)、外輪山を眺めながら火山砂礫を登る。
火口の縁から一旦下り岩手山奥宮を参り、稜線に戻りお鉢の縁をたどって最高峰薬師岳に向かう。
両斜面の駒草の群落が見事。岩手山最高峰・薬師岳登頂(1時20分)、記念写真後、焼き走りを目指して下山開始。
うんざりするほど長い焼き走りコースを下る途中、ツルハシの別れからの左右両砂礫斜面のコマクサの大群落は、
疲れを忘れさせるほど見事であった。その規模は、お鉢の斜面のものより大きいような感じであった。
コマクサの大群落を過ぎると疲れが出てきたか、
下る速度が落ちたようであったが、焼き走りの草木の生えていない溶岩流を眺め全員無事登山口に着いた。
雲間に見え隠れする岩手山をバックに整理体操をして車上の人となった。
途中バスのトラブルが発生して、代わりのバスが来るまで宴会をする一幕もあった。


          

          7合目付近より外輪山を望む                                       中央火口丘・妙高岳

          

         外輪山を一旦下り奥宮にお参り後、再びお鉢を目指して登る                   お鉢に戻り最高峰・薬師岳に向かう


           

     第一班                                              第二班
       岩手山頂上・薬師岳(2038M)

   

       頂上からの、お鉢の内側の眺め(中央:火口丘妙見岳)



         

 ツルハシの別れからのトラバース道の上下斜面のコマクサの大群落                 草木が生えていない 焼き走り溶岩流

         

          雲間よりの岩手山を眺めながら                             バストラブルで待機の間の酒盛り



28日(予定変更・観光)
 小雨のため、駒ケ岳登山は明日にして田沢湖畔、毛越時、中尊寺などを観光した。

         

     田沢湖畔・たつ子像の前で                          毛越寺の庭園にて



29日(予定変更・観光ー帰路)
 5時15分出発で駒ケ岳に行く予定であったが、大雨のため乳頭温泉、角館経由で帰ることとなった。
元気の良い女性陣は登山準備完了の人もいたようだ。
乳頭温泉は東北の湯治場らしく鄙びた良い温泉であった。自炊をしながら一月ほど逗留している人もいた。寝袋持参で1日2000円とか。
角館の武家屋敷、桜並木、天然記念物のしだれ桜、緑豊かな落ち着いた町、花の季節は賑わうことであろう。
平福美術館、樺細工伝承館なども見学し、マタギの棟梁の家を移築したという郷土料理屋で昼食し、ゆったり過ごして角館を後にした。
 秋田空港からの夕暮れのフライトで、鳥海山が遠望された。
大阪に近ずくに従って雄大なカナトコ雲に接近し、稲光が望見され短かった楽しい山行も終わり真夏の暑い世間に戻りつつあることを実感した。


     乳頭温泉

  
             


   角館

     

   武家屋敷の町並み・天然記念物のしだれ桜が美しい    マタギ棟梁の家を改造した郷土料理屋で昼食・ペルシャ絨毯に意味があるらしい


  
 
    映画 「たそがれの清兵衛」の家




     秋田空港で最後の酒盛りをする酒豪連



       楽しかった山行を無事終えたことを、幹事役員の方々に感謝しつつ、下界の真夏の暑い盛りのなか空港より白橿へと帰路に着いた。、