金北山 (1172m  佐渡ヶ島)  2009.5.10〜5.12

                        参加者  女性 20名   男性 10名                        

               レポート;  I .Maruta   写真;  H.Utsumi,  I .Maruta                 
             


                                             
5月10日 
明けの明星を大快晴の東天に眺め良い天候に恵まれたことを喜ぶ。空港で嬉しいことに
飛行機はかの有名なボンバルディアのプロペラ機であることを知る
(幹事は心配をするといけないので黙っていたとのことであった)。
高翼で飛行高度が低く下方視界が良いので全席で北アルプスが楽しめそう。

      


期待通り名古屋を通過するあたりからくっきり雪山が見え始め、御嶽、乗鞍、剣、その他
その他と・・・・・・指呼して喜ぶ。富士山も霞んでいたが望めた。

     

御嶽                                   乗鞍岳

新潟港よりのジェットフォイル船は、波静かな日本海をおよそ一時間で佐渡に渡してくれる。

      

ジェットフォイル船                          両津港から金北山を望む

両津港で昼食後アオネバ登山口までバスで直行谷道を登山開始(1時40分)後、
直ちに可憐な高山植物群に出合う。残念なことにシラネアオイ、カタクリなどは
既に盛りを過ぎたものばかり・・「もう一週間早ければ・・」などとこぼしていると
高度を稼ぐにしたがって丁度盛りを迎えた花の群れが道の両側にびっしり。
皆歓声をあげ写真を撮るのに大忙し。

      

アオネバ渓谷のイワカガミの群落を登る

     

ニリンソウ                               シラネアオイ

      
 
ザゼンソウ                              ヒトリシズカ


      アオネバ渓谷の名の由来である緑っぽい崩れなどを望みながら、尾根のアオネバ十字路に着いたのは、      
     登り始めてから1時間半ほど。本日の予定はここまであったが余裕が十二分にありドンデン高原まで行く。     


     

ドンデン高原尻立山(940m)   背後に金北山
第一班                                      第二班

ドンデン高原の尻立山より明日縦走する金北山への山並みを眺め、再びアオネバ十字路を経て
蚋などに悩まされながら渓谷を下り登山口に着いたのは登り始めてからおよそ4時間余り。
ホテルの温泉で汗と疲れを洗い流して宴会に。
会長の高山植物の花が大歓迎してくれたと感激の弁。
本当に沢山の見事な花であったと各人も・・・・。
女性に人気がある山である理由も分かったような気がした。
本日は母の日であるとのことで女性へプレゼントがあり大いに盛り上がる。

      

佐渡おけさの講習会があるとのことであったが、今晩はパス。明日に備えて早め(?)に就寝。


5月11日
 朝食はバイキングということで例によって時間前より並ぶ。十分エネルギーを仕込んで、バスでドンデン山荘まで。



出発前に全員集合

昨日登ったドンデン高原尻立山はパスして一路縦走路入り口へ舗装道路を歩く。
アオネバ十字路までは昨日の道、ピッチが上がる。
登山道横の踏みつけそうになるほどのシラネアオイ、カタクリの群落を楽しみつつマトネへ。更に真砂の峰へ。

    

キクサキイチゲ                        カタクリの群落


 

真砂の峰より金北山


                               
アオネバ渓谷で見たような緑色のざれ場を右に見て(青ザレ?)天狗の休み場に。
ここで待ちに待った昼食。



天狗の休み場での昼食

コンビニの稲荷寿司も旨い。付録の大福、パンには手が出ない人も多々いたようだ。
それにしても昼食はいつもながらスピーディだ。山に登る人は皆、
武士に倣って(?)か「早飯、早**、早乗り」が得意のようだ。満腹後の登りはきつい。
山桜、こぶし(たむしば?)の咲く、ところどころに残雪のある尾根道を、
金北山山頂のレドームを目指して登る。


      

白花のカタクリ                        山桜の咲く道を行く



金北山山頂を目指して最後の登り


     

金北山神社前にて
第一班

     

第二班




神社裏よりドンデン山(右後方)や縦走してきた山々


登頂記念写真を撮り、換気扇(?)の音がうるさいドームを後に、防衛省管理道路を下る。


                

金北山山頂の神社横にある無粋なドーム          建設中のレーダーと自衛隊道路上の仲間  

道路わきの斜面には花が咲きかけた蕗のとうの大群落、
「もう少し早ければ採って帰るのだけど・・・」の声。
これが花の山の最後の花か・・。花の山にふさわしくない自衛隊の通信基地や妙見山に建設中の
最新のレーダー(通称ガメラレーダーというのだそうだ)を見ながらバスの待つ白雲台に。
きちんと整理体操をして車中の人となる。

「朱鷺の森公園」にいくバスの中には残念ながらビールは冷やされてはいない。朱鷺色を楽しみにしていたが、
遠くに離れたケージの朱鷺は薄汚れたような感じで色はよく分からず。



ケージ内の朱鷺


最終の夜の宴会は沢山の高山植物を堪能しながら、無事縦走を終えた満足感、
またシャモジさんからの差し入れもあったりで大いに盛り上がる。




その後、昨日はパスした佐渡おけさの講習会に女性陣有志が参加、
大いに楽しんで修了書をもらって大満足の様子。

   



最終の夜はかくして楽しく終る。


5月12日
天候は下り坂ということで心配していたが、雲は高く、一路「たらい舟の里」小木海岸へ。
波静かな湾内、澄み切った海水、チヌ、海鼠、アメフラシなどが手に取るように。艪を操り楽しむ人も。

    

    

たらい舟を楽しむ

集合時間に全員遅刻して次の宿根木で民家集落を見学。

   


      

       三角家                軒下の飾り(船大工の仕事)

   
その次はアルコール共和国の酒蔵見学で試飲、試食に忙しい。


最後は奈良のものを模したという長谷寺(ちょうこくじ)。
盛りのボタンは本家より見事(?)。名物僧の短時間でという時間オーバーの案内で宝物などを見せてもらう。

      

ボタンは満開                   古木上の朱鷺に注目



長谷寺風景

         

朱鷺の後方の木の天辺に和尚自作の未完の巣がある   草取りをする修行ウサギの説明

樹齢数百年の大木の枝に朱鷺(勿論デコイ)が留っていたり、木の天辺に未完成の朱鷺の巣を作り
そこに必ず朱鷺が来るのでその写真を撮ってくれた人には薄謝進呈などとユーモラスな住職。
檀家がわずか数十軒で年金生活の夫婦二人で寺を守っていくのは大変でと種々の工夫をご披露。
年々口が滑らかになるとはバスガイドの弁であったが、高い境内から手を振って見送ってくれた。

帰りの飛行機は残念ながらジェット機で雲の上からの視界は期待できず、ゆっくり休む。
白橿には計画通りの時間に無事帰着。三日間とも良い天候にも恵まれ、
大佐渡山脈の豊富な花を全員大いに楽しみ大満足で帰路に着いた。