安達太良山・西吾妻山・磐梯山 2009.10.4〜6

                    参加者 女性 24名  男性 15名

                                      レポート I .Maruta   写真 I .Maruta


10月4日
昨夜の中秋の名月の沈むのをながめ、明星の輝きを見てよい天候に恵まれたことを喜びながらいつものA-コープ前に集合、
全員わくわくしながら出発。飛行機は有名なボンバルディアではあったが今回はジェット機であり
機上からの山の眺めは少し劣ると思われた。ただ離陸後は雲海の上の飛行でプロペラ機でも良い眺めは無理であったろう。
飛行方向右側の窓からは富士山が唯一の同定できる山であった。



日本一の高山


1時間程の飛行の後、福島空港に到着。直ちに安達太良山へバスで向かう。
車中,安達太良山といえば智恵子抄の「あどけない話」をプリントと共にUさんより。
知恵子抄では阿多多羅山だそうである。

       

         バスの窓から安達太良山を望む                 ロープウェイ駅より頂上方向を望む


智恵子の言う本当の青い空は望めなかったものの、安達太良の山並みを車窓から楽しみ、意欲満々。
横付けされたロープウェイ乗り場(標高950m)より一気に山頂駅(1340m)に。
衆人見守る中きちんと準備体操をやり登山開始(11時)。しばらくはハイヒールでも登れるような立派な木道。
軽装の登山客も沢山。歓声を上げながら色付いた潅木の道を頂上へ。

 

  

もみじを楽しみながら
  

頂上が見えてきた


          

頂上直前の急登


   

頂上!!!



頂上よりの下り、「牛の背」を背景に


頂上への道は険しく一方交通にする必要があるような混雑。1時近くに頂上到達。八紘一宇の石柱。
登頂後頂上直下の「安達太良山頂上」の標識のもとで記念写真、昼食。
焼きおにぎりがうまい。なかなかセンスのある山好きの料理人のようだ。

 
  

本当の頂上の直下の山頂(後ろの岩山が本当の山頂)


「牛の背」を経て、大きな「沼の平」火口を望む。智恵子抄よりイメージしていた山と全く異なる荒々しい爆裂火口に驚嘆。
西側に磐梯山、秋元湖を望み「くろがね小屋」を目指し山を下る。


 

「牛の背」より山頂を




「牛の背」より大爆裂火口「沼の平」

 

「牛の背」より磐梯山  「沼の平」と遠方に秋元湖


 

「沼の平」と秋元湖を背景に


 

くろがね小屋付近の断崖、及びその紅葉


曽爾高原の屏風岩のような柱状節理の絶壁〈荒竜岩?)、それに見事なもみじが調和してこれぞ秋山!!!の感。歓声があちらこちらから。




形の良い安達太良山山頂の遠望


男性陣の大好きの安達太良山頂上の遠望を楽しみつつ無事登山口に着き〈4時〉、温泉の待つ旅館へと車上の人となる。

    

「天候に恵まれ・・・」         乾杯!!!

本当に良い山行であったことをよろこび、会長の挨拶の後、Mさんの音頭で乾杯。明日に備えて早めに就寝。



10月5日
路面は湿っていたが、早朝に裏磐梯の名勝の湖沼群を散歩する人も。早めに朝食のバイキングに列を作るのも何時もの如し。
ロープウェイ駅に横付けは昨日と同じ(1300m)。ロープウェイ後はスキー場の長いリフトに3回乗り継ぎ一挙に
終点北望台(1820m)に(9時30分)。これで今日も楽勝登山と思ったのだが・・・・・・・・。
雨の心配はなさそうではあったが、薄い雨雲と霧で視界はあまり期待できず。「大凹(おおくぼ)」の池塘を楽しみ、
晴れていれば展望が楽しめる「梵天岩」の横をぬけ、晴れていても視界の無いという西吾妻山(2035m)に
着いたのは霧の中。ピークハンターでない者にはあまり楽しくない山だ。


  

「大凹(おおくぼ)」の池塘




下りが思いやられる登り




霧の中の「梵天岩」のバイパス


 


視界の無い吾妻連峰の最高峰西吾妻山頂上(2035m)


ピークを下り池塘の横の無人避難小屋(西吾妻小屋)で昼食。靴を脱いで小屋の中で食べる人、外で食べる無精者。
昨日に比して現代的なおかずで、食欲進まず。朝のバイキングで「鳥の唐揚げなどはましなものに交換してきた」など
というつわものもいた。小屋を出発して「西大巓(だいてん)」(1981m)で小休止。残念なことにまだ視界は不良。
Nさんが「ブルーべリー!」とおいしそうに摘んでほおばる。真似をしてガンコウランの実のようなものを口にほおばる。
「・・・・・・」。しばらく下って今度はSさんが潅木の「ブルーベリー」。
高度によって成長が違って丈の小さいものから色々あるのだそうだ。
そうこうしているうちに悪路が始まる。岩と木の根と昨夜の雨で歩き難いこと。靴を木の根に食われるものなど四苦八苦。
ただひたすらに下る。途中に、もみじした綺麗な景色もあったのだが・・・・・。




もみじした木


苦難の末、標識で後0.3kmを見たときの喜び。ただそれからがやけにに長かったのは疲れのせいだけか?
計測方法が間違っているのではないかなどという声も出てきたほど。
やれやれとバスの待つ白布峠(1400m)に着いたのは5時過ぎ。あと30分もすれば秋の山はランプが必要になる。
少なくとも運営委員の連中はUさんの再確認の指示で持参しているので問題はない。


  

2日目の乾杯!!!

宿泊場所は、昨日と同じホテル。昨日に続いてアルコールの好きでない、Sさんの音頭で乾杯。
天気予報では、明日は75%の確率で雨。観光を期待している人もちらほら(?)。
従業員のことを思って早めに(?)宴会場を離れる。



10月6日
早朝食事前に、部屋長は幹事のところに召集。暫くにして「完全装備で登山を決行」の発表。
今日はロープウェイなど無しの完全なる足での登山。しかし八方台登山口(1194m)まで
バスがすっかり高度を稼いでくれる。ブナ林を登り始める(7時半)。



完全装備で上り始める


途中廃屋になった「中の湯」あたりからは磐梯山が見え始める。更に高度が上がるにしたがって昨日苦労した西吾妻山が
視界に入ってくる。ゆったりとした何の特徴もない山の形。大きい山であることは間違いないが・・・・・。
 

「中の湯」付近より頂上が見え始める

     

昨日登った西吾妻山                            桧原湖



 

「弘法清水」の小屋より頂上を望む            ナカマドの赤い実がきれい


「弘法清水」の小屋で荷物を置き軽装になる人も。「山ではどんなことがあるか解らんよ」と重装備のまま登る人も。
快調に高度を稼ぎ、10時半登頂成功。小さな祠をバックに登頂記念撮影。




本当の頂上(1819m)


その後、少し下って標識のあるところでもう一度丁寧に、登頂記念写真。



猪苗代湖を


  

しんがり部隊 「弘法清水」の少し上にて




弘法清水付近より旧噴火口、火口原方向を望む


 
         
 
ガイドさんを先頭に磐梯山頂上を背景にナナカマドの道を次々元気に下る女性陣



八方台登山口で最後の整理体操


無事登山口のバスの前に到着、整理体操をするころには霧が出始める。
ホテルで汗を流し、昼食。その後ボーナスを頂き、三日間お世話になったガイドさんと別れを告げる。

  

ボーナス査定中の大蔵省                  ガイドさんご苦労様でした


飛行場に向かう、途中、茸、野菜などの店に寄る。
1箱\16800の天然「舞茸」に驚く。ボーナスも出たためか買い物盛んなのは相変わらず。
さすがおいしそうではあるが大きい大根を買っている人はいなかったようだが。


    

買い物は天然舞茸???


帰りの飛行機は例のボンバルディア。「これは(私の好きな)、ボンバルディアですね。」と老スチュワーデスに聞いたところ
「お客様は良くそのことを言われますが、プロペラ機のそれと違ってジェット機は構造も違い、製造工場も違って安全」と。
「・・・・・・・・・・・飛行機好きが余計な事を聞いてごめん!・・・・・・・・・」と反省。
着陸態勢に入って車輪を出すドスンという音にも「車輪を出す時の衝撃で安全飛行には問題ありません」のアナウンス。
かなり気にしているのは間違いない。雨にぬれた大阪空港に無事着き、お土産など抱えて白橿についたのは、
雨の止んでいる10時少し前。楽しい充実した山行であった。2泊3日という短時間に皆さんのお好きな百名山に3山を登るという
安全で効率的な計画を立てて下さった、今回不参加であったTさんに感謝したい。



編集後記(遅くなった言い訳の弁)
登山中、右腕がひりひり、胸部に鈍痛の不快感があったものの外観異常なし。
白橿帰宅翌日、右腕に発疹。その翌日その周辺赤く肥厚。
更に次の日には発疹が崩れ始め、いやいや医大へ。
「帯状疱疹」の診断。痛み止めの薬などとともに「10日間ほど安静に!!」。
子供のときにかかった水疱瘡のウィルスが隠れていた神経から暴れ出たのだそうだ。
加齢に伴って免疫力が下がったりしたときに発症するらしい。今回の山行は無理だったのかな〜(?)
皆さんも気をつけてください。