両神山(1723m)埼玉県 ・雲取山(2017m) 東京/埼玉/山梨県  2010.10.12〜15

参加者 女性11名  男性19名

レポート: A . Dobashi   写真:  M . Oogaru ;  A . Dobashi ;  T.Kawagoe ;  T.Kimura ;  T.Ikezaki 




10/12()

行程四日間の天気予報は上々。関西からはアプローチが困難だが首都圏では人気の

両神山と雲取山の日本百名山二座に登る旅、期待に胸ふくらませ、例によって定刻前の出発となる。

途中、バス後部はサロンカーに早変わり、にぎやかになり

明日からの山行に影響がなければ良いが・・・と、少々心配。

中央道では、富士山、蓼科、北八ヶ岳、南八ヶ岳を前後左右に見ながら進む。

6,625mの雁坂トンネルを出ると想像以上に山が深い奥秩父の山々に驚かされる。

昼食を含め4度の休憩を取り、長い長い11時間のバス行は宿に18時頃ようやく到着。

皆グッタリ。早速温泉に入り疲れを取り夕食。

明日からの登山に備え宴席も早々に解散、各自部屋に帰る。




     10/13()     両神山 (1,723m 埼玉県)

「あたかも巨大な四角いブロックが空中に突き立っているような一種怪異なさまを呈している。」と

深田久弥がいうように鋸歯状の岩峰が連なる特異な山容をしている。

この日は生憎その様を見ることが出来なかったが登るにつれその山容は想像できる。

信仰登山の山らしく小祠、石仏や石碑等が次々現れる。

両神神社の狛犬はいずれも山犬であり狼信仰であった事が伺われる。

05:00 朝食用弁当を食べ登山準備をする。

06:30 宿舎・国民宿舎両神荘を地元の小型定期バス2台に分乗し出発。

07:05 日向大谷口(ヒナタオオヤグチ)登山口到着後、準備体操、トイレを済ませる。

07:17 登山開始。両神山荘横の登山届けボックスに入山届けを出す。

07:56 会所。右にこの夏も事故が有った七滝沢コースを見て、左の薄川コースを取る。

08:56 石碑の立つ八海山

09:09 白藤の滝分岐

09:26 弘法の井戸。現在は塩ビからの水が流れていた。

09:38~48 清滝小屋。無人の小屋だが綺麗に整頓されていた。トイレ休憩も兼ね、休憩。



    ここからは急斜面の樹林帯をジグザグ登り尾根に出るが、その先には4ヵ所の鎖場が有り慎重に登る。

雨天の時は大変だろう。




10:45~55
 両神神社で休憩。

    これより山頂までは一登りだが8/17の大雨で登山道が崩落しているため、

迂回路を通り、最後の鎖場を過ぎると待望の山頂に出る。




11:35~12:07 山頂。達成感を味わう。狭い山頂は我々が独占し、そこで昼食。




残念ながら展望はきかなかったが所々で紅葉も見られ、記念写真を撮り下山。

11:30~45 清滝小屋。小休止。

15:05 会所通過。

15:35~55 バスの待つ日向大谷登山口到着。予定通りの時刻に下山。

恒例の整理体操もそこそこに、奈良交通木本氏が気を利かせて冷やしておいてくれた、

ビールに手が伸び至福の一時。

16:20 国民宿舎両神荘到着後着替えなどをして荷物の整理をする。

16:56 国民宿舎両神荘を小型定期バス2台で出発。

18:10 本日の宿舎、三峯神社・興雲閣到着。麓の大滝から引いた大滝温泉三峯神の湯で一日の疲れを取る。

             19:20~20:35 夕食と宴会。



10/14()      雲取山  (2,017m・東京都、埼玉県、山梨県)

奥秩父では金峰山と並んで人気が有ると言われる。

東京都、埼玉県、山梨県、
3都県に接しているが特に東京都の最高峰ということでも有名。

今回下山に使う鴨沢コースは登山道も整備され若い登山者にも人気の山だ。

山頂からの展望も申し分なく大菩薩から富士山、南アルプス、北八ヶ岳から

蓼科山、甲武信、両神山を含む奥秩父奥多摩の山々が一望できる。

「三峯神社」この神社の由緒は古く、景行天皇に遣わされた日本武尊が当山に登った折、

当地の山川が清く美しい様子に感動。

その昔、伊弉諾尊・伊弉册尊が我が国を生んだ事を偲び、当山にお宮を造営し二神を祀り、

この国が永遠に平和であることを祈ったのが創まりという。

三峯神社・興雲閣で一泊したこの朝も所々に青空が覗きすがすがしい。

今日は埼玉県側からの登山で、山頂手前、雲取山荘までの行程なので少しゆっくりする。

06:45 大広間で登山にしては遅い朝食。

08:00 入念な準備体操後予定通り出発。

08:31 今日も入山届けを提出後、鳥居の有る妙法ヶ岳分岐を通過。

09:12 炭焼平。

10:00~10 霧藻ヶ峰の休憩所で休憩。その少し手前の一枚岩に秩父宮のレリーフが掛かげられていた。

10:17 お清平(お経平)  ここから本日一番きつい登りが有りヒーヒーフーフー。

11:29 前白岩  普段この辺りは展望が良いとされているが残念ながら今日は展望利かず。

   そこここの緑の中に、ちらほら見える紅葉に癒される。

11:53~12:27 今では廃屋同然の「白岩小屋」前で昼食。少し寒くなる。

   芋ノ木ドッケを過ぎるあたりから東京都と埼玉県との都県境を出たり入ったりする。

13:46~55 大ダワ  これより本日最後の登りを一頑張りすれば雲取ヒュッテ(閉鎖中)

   を過ぎ、最終目的地の雲取山荘は目前。

14:30 雲取山荘に着く。



18:00 夕食

21:00 消灯。

 

 登山二日目の今日はゆっくりした歩きで延べ6.5時間の行程であったが、途中展望が効かなかったのが残念。

雲取山荘では、山岳会では有名人でもある主人の話を聞き、著書を購入しサインも頂く人、

豪気な昔人間の主人に惚れ込み何時間も話しをする人。

夕食までの
3時間余り各人各様に過ごし盛り上がる。

ここでは宿泊代金を安くしてもらったり、記念のザックを頂くやらで大変お世話になった。

豆炭炬燵と共に従業員の暖かさを感じた、とびっきりの山小屋だった。感謝感謝。

早々に就寝するが、少し雨がぱらつき明朝が心配。

10/15()    雲取山登頂と帰途。

05:30 朝食

06:30 いつもの準備体操後、山荘主人にお礼を言って出発。雨の心配もなさそうでホッ。



   標高1,840mの山荘から2,017mの山頂まで、朝一番、頭も体も目覚めておらず、いきなりの急登はツライ。


畝傍山に登る位で山頂だからと皆を励ます。約
30分で山頂着。

07:00~20 雲取山山頂

  さすが首都圏で人気の山だ。今日の展望はやや悪いが、大菩薩の奥に雄大な富士の裾野が延び、




雲取山より大菩薩方面


南アルプス、甲武信方面の奥には昨年登った北八ヶ岳と蓼科が望める。

北方には一昨日登った両神山をはじめとする奥秩父、奥多摩の山々が望め、

達成感を味わい恒例の写真撮影後、大満足で下山する。




  山頂下の避難小屋では昨夜山荘で出会ったカッコイイ山ガール、山ボーイに見送りをしてもらい若いパワーを貰う。

  今日は下りばかりだが三日間の疲れも有りゆっくり慎重に下山する。広く良く整備された下山道は気持ちが良い。

これで南面の大展望を見ながらの下山ならもっと良いのだが、そこまで望んでは贅沢か?


07:50 小雲取の分岐。

08:06~16 奥多摩小屋で休憩。ヘリポートを通過。

08:44 ブナ坂からは七ツ石山を西に巻いて進む。

09:15 七ツ石小屋への分岐。

09:52 堂所(ドウドコロ)で一休み。 この後は杉林の中を下る。

11:05 長い下山道はようやく所畑というアスファルトの林道合流点に出る。



   ここまで平日にもかかわらず、人気の山なのか若い登山者に多く出会った。

   アスファルトからコンクリートの急坂を下りようやく5時間余りで下山。

11:35 鴨沢登山口の奈良交通バスに帰着。

   三日間の山行は天候にも恵まれ大満足であった。

   下山後の後始末もそこそこにバスで近くの温泉に移動。

12:10~13:00 道の駅・丹波山「のめこい湯」で約50分の入浴。



13:00~14:07 阪本会長の総括挨拶の後盛り沢山で豪華な昼食を頂きいよいよ帰路につく。

   途中、大菩薩の西を通り、コンビニでお酒を仕入れる。

15:43 中央道・一宮御坂IC入る

15:50~16:00 境川PAで休憩

16:52~17:22 諏訪湖SAにて買い物タイム

   駒ヶ岳SAで夕食用弁当を引き取り、車中にて夕食を済ます。

20:50~21:05 亀山SAで休憩

21:55~22:10 天理SAで休憩

22:33 橿原神宮着

22:40 Aコープ前帰着。

今回の山旅、さすがに奥秩父は遠い。

展望はもう一つであったが、天候にも恵まれ、全員無事二座に登頂出来、大満足の例会あったと思う。